走る駅鉄各駅停車
銚子電気鉄道 後編
西海鹿島駅 ~ 外川駅
銚子電気鉄道 銚子駅 ~ 外川駅 6.4km 10駅
銚子電鉄の後編です。
6.西海鹿島駅 にしあしかじま
線路西側の道を400m行けば踏切脇が西海鹿島駅だ。単式ホーム1面1線。昭和45年(1970)に地域住民の要望により開業した懇請駅らしいが、一日乗車人員は30名ほど。あまりにも質素で駅らしさが感じられないので、どう撮ったらいいのか解らない。
踏切からみた駅全景。 2022
小さな待合室と自販機があるだけです。
外川方面。駅名標。
銚子方面。ホーム幅はかなり狭いです。
狭い待合室内にはパイプ机が一つありました。
銚子行き上り列車が来ました。2002形です。 2022
7.海鹿島駅 あしかじま
500m程南東に進んで右折すると「海鹿島駅」だ。単式ホーム1面1線無人駅。駅務室は2年前に来たときは物置小屋になっていたが、今回は改装されて「日本一ちっちゃな美術館」になっていた。駅舎横に「関東最東端の駅」の碑が建ってた。ネーミングライツ(命名権)で駅名に「綿谷岩雄」と冠されたので「誰なんだろう?」と思ったら、銚子電鉄がぬれ煎餅などの物品販売事業を開始したときの経理課長さんの名前だそうだ。救世主?
駅の東500mに海鹿島海水浴場があり、その先の洋上に浮かぶ「海鹿島」には明治時代までアシカが数百頭生息していたという。
踏切から見た駅ホーム。 2022
左が旧駅務室。右手が待合室。 2022
外川方面。
銚子方面。
かつて物置だった所に「日本一ちっちゃな美術館」がありました。
車窓から見た駅名標。 2022
待合室はアニメキャラが所狭し。自由帳には聖地巡礼で訪れた方の思いが綴られていました。 2022
紫陽花が見頃でした。 2022,6,12
駅前の線路と直交する踏切から南西に900m程行くとホームセンターのある交差点に出る。左折して244号を300m程進んで「君ヶ浜入口」のバス停の手前の細い道を左折すると「君ヶ浜駅」だ。わかりにくいので要注意。
8.君ヶ浜駅 きみがはま
単式ホーム1面1線。駅のコンセプトは「地中海風」とのことだが、徒歩5分の君ヶ浜は波が高く複雑な海流の為、遊泳禁止だそうだ。駅周辺にはこれといった施設はなく、畑が広がっている。駅舎もないが簡易トイレと、雨よけのついたベンチがある。小さな花壇もあって落ち着いた雰囲気の良い駅だ。なぜか好きだなぁ~。
柱だけだけど 白亜の殿堂
スッキリしています。水平線をイメージさせられるペイントもオシャレ。
のんびりしたくなるベンチです。
外川方面。
銚子方面。
駅名標。
ネーミングライツ後の駅名標。
9,犬吠駅 いぬぼう
県道244を900m程行った254との交差点の東側に「犬吠駅」がある。単式ホーム1面1線。早朝、夜間以外は駅員が配置されている。駅舎は南欧ポルトガルの宮殿をまねた建築様式で、白壁の随所にタイルで装飾が施されている。銚電らしからぬお金をかけた豪勢な造りだ。犬吠埼の観光拠点となる駅で、東に700m、徒歩10分の所にある犬吠埼灯台は、関東地方最東端の岬の先端に位置する。「世界灯台100選」、「日本の灯台50選」に選定されている日本屈指の灯台だ。日本国内で最も早い初日の出を拝める場所とあって、毎年大晦日から元旦にかけて多くの観光客で賑わう。そのため銚子電鉄は終夜運転を実施、臨時改札口を設けて対応している。(明治7年(1874)11月15日に初点灯した国の重要文化財の犬吠埼灯台は、令和6年に150周年を迎えまました。)
犬吠駅は銚子電鉄の本拠地ともいえる駅で、駅前には各種イベントが開催される野外ステージがある。駅舎内も華やかで、銚電の各種鉄道グッズ、地元名産品、土産物が販売され、2階には写真ギャラリー、岩下の新生姜ミュージアム、鉄道ジオラマ、キャラクターパネルなどがあり、入館者を楽しませてくれる。
広くて美しいタイル張りの駅前広場。
野外ステージがありました。
大きな駅舎です。これも銚子電気鉄道の駅なのです。
とってもオシャレな臨時改札口です。
外川方面。ホームもタイル張りです。豪華。
銚子方面。
華やかな壁画が描かれています。
駅名標も他の駅とは大違い。
"BOW WOW" STATION
銚子の二大巨頭。
ステンレス製の改札口、切符売り場
高級ホテルにあるような洗面台のある美しいトイレ
2階のギャラリーには「昭和の銚子電鉄」の写真が掲示されていました。
アニメのキャラクターパネルもありました。
岩下の新生姜ミュージアムにはピンクのイワシカがいっぱいいます。
銚子電鉄の屋台骨を支える商品が並んでいます。
10.外川駅 とかわ
県道244を800m程行くと終点の外川駅だ。単式ホーム1面1線。早朝、夜間以外は駅員が配置されている。留置線にはデハ801形が保存されている。その先は車止めではなくコンクリートの柱が線路を塞いでいた。木造駅舎は開業当時からだから、築100年!?
戸川の町並みは戸川漁港に向かう緩い斜面に碁盤目状に区割りされていて、江戸近郊?の代表的町並みの一つとして「日本遺産」に認定されているそうだ。
駅舎全景。すばらしい!
デハ801形。この配色、コントラストがいい。
ホームから見た昼間の駅舎。
ホームから見た駅舎。
待合室から見た改札口。
赤ポストがあっても不自然じゃないですね。
「日本遺産」に認定された戸川の町並み。坂の下は太平洋。
銚子電鉄は6,4kmしかないので、これで終点。前回訪れた時には「屏風ヶ浦」、「戸川ミニ郷土資料館」、「大杉神社」、「長崎鼻」、「犬吠埼灯台」、「銚子ポートタワー」「ウオッセ21」などを廻った。
今回は「地球の丸く見える丘展望館」に行く。銚子半島の最高所、愛宕山の頂上に位置する展望台で、三方を太平洋に囲まれている銚子の地形、屏風ヶ浦、風力発電の風車群、利根川の河口などが一望の下に見渡すことができる。
展望台から見た犬吠埼灯台。近くに感じます。
展望台から見た屏風ヶ浦と風車群。壮大な景色です。
銚子駅までの4,5kmは快適なサイクリングができた。 銚電は超楽しい! 是非とも多くの方に訪れて頂きたい魅力いっぱいの路線だ。 2024,11,4
